しつけ教室の様子です。
2頭の犬が「マテ」している横を2頭の犬がリードを引っ張らずにお行儀良く歩いていきます。
すぐ側を通ってもお互いに動かない様にしています。
(しつけ教室から、フレンドリードッグテスト合格犬が多数出ています。)
柴犬の特徴・・・
柴犬は日本古来の由緒ある日本犬です。日本犬の特徴として野性味が強く情に厚い面があります。
言い換えれると仲間意識が強く、敵・味方をはっきりと区別します。
また野性味が強いので仲間内でも順位に厳しい面があります。
警戒心が強いので番犬としては優秀ですが 、神経質になるとやたらと吠えるようになります。
(最新の遺伝子研究では柴犬はいちばんオオカミに近いといわれてます。)
良い柴犬にするために・・・
上記の特徴を踏まえて飼いやすい柴犬にするためには、大きく2つのことが いえます。
(1)パピー期に無理な教育をしない。
「柴犬は性格がきついので早めにしつけしたほうがいい」という意見も有りますが実際は違います。
慎重な犬種なのでまず第一に、飼い主さんに対する「信頼と安心」を教える事が非常に大事です。
パピー期にいろいろな犬や人に慣れていくことは重要ですが、こういった行為も徐々に行って犬が安心して自信を持てる様にしていきます。
(絶対にトラウマは持たせない様にします。防衛本能が強いのでパピー期にトラウマを抱えてしまうと、成熟してから攻撃性が強くなる場合があります。)
(2)飼い主さんに対する「信頼と安心」を憶えてから教育する。
順位に厳しい面があるので飼い主さんに対する「安心」を憶えてから教育を始めます。
ここを怠って犬が「自分がリーダーである」と認識すると後々大変なことになります。
信頼できるリーダーにはものすごく従順な犬種ですので、きちんと教育をして犬といい関係を築いてください。
パピートレーニングの一風景です。
おやつを使いながら「オスワリ」を教えています。
パピートレーニングは基本的に仔犬の情操教育を目的としていますので全体として楽しみながら行っていきます。
主な内容
(1)仔犬同士のふれあい(月齢の近い仔犬同士遊ぶことは、この時期とても大切です。)
(2)柴犬の特徴及び成長による変化の説明
(3)甘噛み対処法
(4)トイレトレーニング、ハウストレーニング
(5)「オイデ」「スワレ」「フセ」を教えながらの飼い主さんとのコミュニケーションの築き方
(6)ブラッシング・爪切り等、手入れの仕方
(7)避妊・去勢のメリット、デメリットの説明
※パピートレーニングの日程については、仔犬の生まれている時期によって変わります。
詳細はお問い合わせください。(045-911-4111)
又、当犬舎出身の仔犬でなくても月齢が近ければ一緒にレッスン可能です。
マンツーマンレッスンも行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
しつけ・訓練担当:
ジャパンケネルクラブ・全日本犬訓練士連合協会
公認訓練士 竹内 龍太